株主優待でお得な航空会社はどこ?

株式会社が株主に対して品物やサービスを提供する制度が株主優待です。
その内容は企業によってさまざまですが、その会社が取り扱っている商品や割引券、入場券、食事券などが提供されるケースが多いようです。
上場企業の約4分の1に相当するおよそ1000社で株主優待制度を実施していますが、この制度は外国においてはほとんど例を見ず、日本独特のものだといえます。

株主優待を行なう理由

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なぜ、企業がこういった優待を実施するのかというと、まず自社の製品や商品、サービスの知名度をアップさせることがあります。
また、上場基準の達成や流動性の確保のために個人株主を増やして総株主数を増加させるという目的もあります。
さらに、こういった制度を利用してアンケートなどを行ない消費者の動向を把握するという意味もありますし、株価対策や売り上げを増やすためといったことも理由です。
そして、安定した個人株主を増やすことで企業買収を抑えるという効果も期待できます。
企業のこういった思惑から株主優待が行われているのですが、これはあくまでも企業の好意で、企業側に優待を行なう法的義務はありません。
したがって、業績悪化などで優待が突然変更されたり廃止されたとしても文句はいえませんし、それ以前に株主総会で承認を得る必要もないのです。
株主優待は特に少額投資家にとってお得な制度といえます。
所有する株の数に応じて優待内容がよくなるケースもありまできるすが、ほとんどは株式購入最小単位からでも持っていれば株主優待を受けることができるからです。
たくさん投資している人にとっては不公平かもしれませんが、こういった点から個人投資家に人気があるのです。
たとえば、100株購入して3,000円の品物を受け取れるのに対して、1000株購入しても6,000円分の品物しかもらえないということは珍しくありません。
株式配当には税金が掛かりますが、優待は課税されないのが一般的である点も魅力のひとつといえます。

LCCが人気急上昇

そんな中、ここでは航空会社の株主優待について考えたいと思います。
出張や旅行などで飛行機を利用する機会は年々増えていますが、航空券に掛かる費用は結構大きいのでできるだけ節約したいと思っている人は少なくないはずです。
その証拠に、LCCが若い人たちだけでなくビジネスマンやシニア世代にも人気が高いのが現状です。
LCCは一般の航空会社に比べて運賃が安いのが特徴です。
LCCを手に入れるには、株主優待券の他にも国内線予約サイト|スカイ・シー格安航空券モールを利用する方法があります。
運賃を抑える代わりに機内食のサービスがなかったり機内預け荷物に料金を取られたり、いろいろな点で支払いが発生しますが、それらの必要のない人にとってはお得に飛行機に乗れると利用者を増やしています。

JAL VS ANA

株主になることで株主優待券として航空チケットが手に入るならいうことありませんよね。
さすがに航空チケットを提供してくれるところはありませんが、航空チケットの割引券を株主優待として出している航空会社の中からお得なのはどこなのかを探ってみましょう。
まずJALの場合、配当の時期によって優待券が貰える条件が変わります。
3月の配当ならば100株所有していれば優待券は1枚貰えるのですが、9月の配当時には優待券1枚に200株が必要となります。
3年連続所有していれば300株以上で3月と9月にそれぞれ1枚ずつ追加で貰えるシステムとなっています。
割引はJALグループの国内定期航空路線の片道1区間が割引券1枚で50パーセントオフになります。
また、ジャルパックツアー商品が7パーセント割り引いてもらえます。
次に、JALを紹介したならANAを紹介しないわけにはいきませんよね。
ANAでも片道1区間搭乗時の料金の50パーセントが割り引いてもらえるのですが、JALよりも多くの株を所有していなければ優待券を貰うことができず、1000株以上で1枚、2000株以上で2枚といささか厳しいようです。
他にも系列ホテルの宿泊やレストラン、バーなどでの飲食、宴会場などの使用の際やANAの国内外のツアーでの優待があったり、空港内の関連免税店での買い物で割り引いてもらえたり、さらにはゴルフ場で優待を受けることもできるなど、優待適用範囲は広いのですが、いずれも1000株以上の保有が必要となります。
株主優待券についてのみ見ればANAよりもJALのほうがお得なように思えますが、株は単に優待を受けるためのものではありません。
株主優待は前述したようにあくまでも企業の好意であり、本来は配当の利回りとの兼ね合いで判断するべきものであると認識しましょう。

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