JALの株主優待の場合

株主優待とは、株式会社が品物やサービスを株主に提供する制度ですが、これはあくまでも企業側による好意です。
株主に対して優待を行なわなければならない法的義務はありませんし、突然変更されたり廃止されても文句を言うことはできないのです。

運輸業の優待は乗車券や割引券

この点をしっかり認識したうえで、いかにお得な優待を受けられるかを基準に株を購入している人もいます。
上場企業の約4分の1にあたる1000社程度が株主優待を実施しており、その内容は会社によってさまざまです。
たとえば、JRやバス、航空会社などの運輸業では優待は乗車券や割引券が多いようで、そこそこの投資効率になるケースもあります。
鉄道ではJR西日本の割引率が高いですし、航空会社の株主優待券は頻繁に売買されているのが現状です。
そこで、最近では仕事や旅行で飛行機を利用する機会も増えてきたので安く飛行機に乗れれば嬉しいですよね。
また、乗る機会がなくてもそれを売ればお小遣い稼ぎにもなります。


ANAよりお得?

ここでは、日本で最大手の航空会社であるJALの株主優待の内容を見てみましょう。
株主優待で受けられるサービスで最もありがたいのが、国内線における全定期路線での片道1区間の料金が50パーセントオフになる点でしょう。
さらに、JALパックツアーの料金は国内外ともに7パーセントが割引されます。
この点はもう一つの国内最大大手のANAもほぼ同等のサービスが受けられますが、ANAでは系列ホテルの宿泊や食事などにも割引がありますし、空港での関係施設での買い物にも割引が適用されたり割引を受けられるゴルフ場もあります。
これを見るとANAのほうがお得な感じがしますが、実は優待を受けられる所有株の数にポイントがあるのです。
というのもANAが株主優待券を得られるのが株式所有数が1000株以上であるのに対して、JALは100株から発行してもらえるという点ははっきりいってボーナスといえるでしょう。
もちろん所有株数が多ければ多いほど貰える優待件数も多くなるのですが、前述したようにいかにお得な優待を受けるかを目的に株を購入している人にとってはこのように少ない株数でも優待が受けられるのは非常なメリットとなります。